海外から帰国したあとの発熱や体調不良は、国内で日常的にみられる原因のこともあれば、渡航先で接した感染症が関係していることもあります。
大切なのは、「いつ・どこへ渡航し・現地で何をしたか」という渡航歴をふまえて診ることです。
当外来では、国際保健・感染症の知見をもつ医師が、渡航後の体調不良のご相談に対応します。
とくに、マラリア、デング熱、腸チフスなどは特別な検査が必要です。流行地から帰国の際は検査をおすすめします。
こんな症状はご相談ください
- 帰国後の発熱・悪寒・関節痛
- 下痢・腹痛・吐き気が続く
- 発疹・かゆみ・虫刺され跡の腫れ・皮膚の化膿
- 強いだるさ・食欲低下が続く
これらの症状は、渡航先や潜伏期間によって考えられる原因が異なります。帰国してから数日〜数週間、場合によってはそれ以上たってから症状が出ることもあるため、「渡航後に体調がおかしい」と感じたら、渡航歴とあわせてご相談ください。
受診の際にお伝えいただきたいこと
- 渡航した国・地域と、渡航・帰国の時期
- 現地での活動(トレッキング、川や湖での水浴、動物との接触、生水・生ものの摂取、虫刺されの有無 など)
- 接種済みのワクチン、服用した予防薬(マラリア予防薬など)
- 現在服用中のお薬、既往歴・アレルギー
こうした情報は、原因を絞り込むうえで大きな手がかりになります。分かる範囲でかまいませんので、受診時にお知らせください。
診察と連携
問診・診察のうえ、必要に応じて検査を行い、経過をみます。
症状が強い場合や、専門的な検査・入院・治療が必要と判断される場合には、適切な高度医療機関と連携してご紹介します。
ご自身やご家族だけで判断せず、早めにご相談いただくことが安心につながります。
受診前に注意していただきたいこと
高熱が続く、意識がもうろうとする、水分がとれない、呼吸が苦しいなど、症状が強い場合や急速に悪化する場合は、早めの受診・ご連絡をお願いします。
周囲へうつるおそれのある感染症の可能性もあるため、受診の前にお電話(03-6425-9120)でご連絡いただけると、来院時のご案内がスムーズです。
ご家族・同居の方への配慮
感染症の種類によっては、周囲の方への配慮が必要になる場合があります。
受診の前にお電話でご連絡いただくと、来院時のご案内がスムーズです。同居のご家族に同様の症状がある場合や、同じ渡航をされた方に体調不良がある場合も、あわせてお知らせください。
発熱が強い場合や急に悪化した場合、周囲にうつるおそれのある症状がある場合は、来院前にお電話でご相談ください。